タイトル「2017年度 経済学部シラバス」、フォルダ「2017年度 経済学部シラバス
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   財務会計論Ⅰ  
担当教員   山田 恵一  
対象学年     クラス   E1  
講義室     開講学期   前期  
曜日・時限   水1   単位区分    
授業形態   講義   単位数  
準備事項    
備考   標準履修年次  2・3年次  
科目名(英語表記) Financial Accounting Ⅰ  
授業の概要・ねらい  財務会計に関する理論を計算問題を通じて分かりやすく教えることを目的としています。教科書に書いていない理論的な部分は主に板書と講義ノートで対応します。
 授業中は学生に質問します(質問に答えられなくても減点はしません)。また、蛍光ペンで大事な箇所を色分けしながら授業を進めます(7色の蛍光ペンを毎回の授業に持ってきてください。なお次のように色分けします。ピンク:超重要、水色:定義、黄色:~の場合、緑:重要、オレンジ:理由・目的、紫:具体例、茶色:会計基準・法律の条文・財務諸表における表示箇所)。
 毎週、授業で習った範囲について問題集の問題をレポートとして課します。試験はレポートと同じ問題で出題するので、どの問題が出されてもいつでも解けるようにしておいてください(忘れる前に復習することが大事です。また、同じ問題を3回解かないと頭に入らないと思います。)。
 単なる暗記ではなく、どうしてそういう会計処理をするのか等を皆さんに伝え、考えさせる講義をしたいと思っています。学習範囲が広いので、授業の進度は早いです。
 
授業計画  学習する範囲は、日本商工会議所簿記検定1級商業簿記全範囲のうちの一部ですが、日商簿記検定2級と内容がリンクしている易しい論点を中心に学びます。近年、同1級の範囲が同2級で出題されるようになり、同2級の難易度が上がってきています。この授業を受ければ、本質的な理解が出来、同2級の難しい問題も難なく解けるようになると思います。なお、学生の理解度を重視するなどの理由により授業が計画通りに進まないことがあります。

内容
1会計とは、簿記一巡の手続き、
2損益計算書の構造
3貸借対照表の構造
4資産会計総論、資産の評価、割引現在価値
5預金の範囲、現金過不足の処理
6預金の分類と表示、当座借越の処理、銀行勘定調整表
7有価証券の分類・表示、有価証券の取得と売却、売買目的有価証券(切放法、洗替法)
8満期保有目的の債権、償却原価法(定額法、利息法)、子会社株式、関連会社株式
9その他有価証券(全部純資産直入法、部分純資産直入法)
10その他有価証券のうち債権の処理(償却原価法)、有価証券の減損(強制評価減、実価法)
11貸倒引当金
12金銭債権と貸倒引当金
13売上高、売上原価の算定、原価率の算定と損益計算書の作成
14商品の評価
15売価還元法
 
到達目標 財務会計論Ⅰは、日商簿記検定2級と同じ論点を多く含んでおり、日商簿記1級を対象とする科目の中では、学びやすい科目となっています。
 なお、財務会計論Ⅰ、財務会計論Ⅱ、財務諸表論、連結会計論の4科目とゼミで、日商簿記検定1級・商業簿記及び会計学のほぼ全範囲を網羅しており、これら4科目に共通する到達目標は、以下の4点です。
1.日商簿記検定2級における商業簿記の問題を解けるようになる。
2.日商簿記検定1級における商業簿記・会計学の問題を解けるようになる。
3.卒業論文のテーマを適切に選ぶことができるようになる。
4.専門書や学者の書いた論文を読むことができるようになる。
 山田ゼミを希望する学生は、以上の科目を必ず履修してください。
その他、履歴書の資格欄に簿記検定を加えたい(ある調査において、企業が就職希望者に持っていて欲しい資格の1位は、日商簿記検定2級となっています。)、会計学のゼミに進みたい、将来、会計学のスキルを生かした職種(一般企業の経理職など)に就きたい、公認会計士、税理士、国税専門官になりたいなど目的意識を持った学生にはお勧めの科目だと思います。
 
成績評価の方法 試験では、教科書、問題集、及びレポートから数多くの同じ問題を出題します。したがって、単位取得のためには、問題を何度も解き、早く正確に解く訓練をすることが重要となります。レポートは15回出しますので、最高15点(期末試験とレポート点の合計が100点を上限とする。)として期末試験の得点に加算します。再試験は実施しません。出席点はありません。欠席が全体の1/3以上の学生には単位を認定できないルールとなっているので、5回欠席した時点で単位不認定となります。なお、授業に出席した日のレポートのみ受け取ります。
 期末試験とレポート点の合計点が80点以上は,評価Aとし,70点以上80点未満は評価Bとし,60点以上70点未満は評価Cとします。60点未満には単位を認定しません。
 なお、試験では電卓のみ持ち込み可であり、参照物は一切持ち込み不可です。

 
教科書 1.『日商簿記1級に合格するための学校[テキスト]商業簿記・会計学 基礎編1』、
  ネットスクール出版、定価:2,160円(税込)、ISBN:978-4-7810-3149-1
2.『財務会計論Ⅰ講義ノート』、デザインエッグ社、山田恵一
 4月1日以降、アマゾンで販売されるので、検索して購入するようにしてください。本屋を通して購入することもできますが、届くまでに時間がかかります。


 
参考書・参考文献 以下は問題集です。授業に持ってくる必要はありませんが、この問題集がレポートとなるので、必ず購入する必要があります。
1.『日商簿記1級に合格するための学校[問題集]商業簿記・会計学 基礎編1』、
  製造元:ネットスクール出版、定価:1,944円(税込)、ISBN:978-4-7810-3150-7

 
履修上の注意 ・メッセージ 第1回目の授業に、教科書を準備して必ず持ってきてください。授業は全出席が大前提であり、会計学の場合、一度でも休むとその後の授業が分からなくなるので、絶対に休まないようにしてください。なお、就職活動に関する欠席も公欠扱いとしません。始業ベルが鳴った時点で着席していなければ欠席となります。レポートは、授業の最初に集めますが、遅刻や欠席をした場合には、出席した回のレポートは後で受け取ります。欠席した回のレポートは混乱を招くので提出しないでください。レポートには表紙を必ず付けてホチキスで留めてください。表紙には、科目名、提出日時、レポート範囲、学籍番号、氏名を明記してください。私語、携帯電話の使用、居眠りなどは一切許しません。20分を超える遅刻は入室を拒否します。遅刻者、欠席者にはプリントを配布しません。学生の皆さんを社会人として扱いますので、社会に出て当たり前のルールは全て適用します。簡単な質問は授業の後に対応しますが、時間がかかる場合にはオフィスアワーを利用してください。

 
履修する上で必要な事項 日商簿記検定2級程度の学力があるか心配な学生は、次回の授業に該当する部分を、各自が所有する2級の教科書と問題集(教科書と問題集はどんなものでも構いません。)を使って予習しておいてください。
 
受講を推奨する関連科目 日商簿記検定1級を取得するためには、財務会計論Ⅰ、財務会計論Ⅱ、財務諸表論及び連結会計論の科目を履修するのは必須です。また。近年、日商簿記検定2級も取得することがとても難しくなっています。以上の科目では、日商簿記検定2級と同じテーマを扱っていますし、ワンランク上の勉強をすることにより、同2級の勉強を簡単に感じることができるようになります。  
授業時間外学修についての指示  毎週、授業で学習した範囲について問題集の問題をレポートとして課します。授業中にレポートの指示が無くても必ず毎回レポートを提出してください。
 問題文をレポート用紙に書き写す必要はありません。レポート用紙に問題を解いて、採点したものをレポートとして提出してください。また、問題集の解答用紙をコピーして、それに問題を解き、採点したものをレポートとして提出しても構いません。

 
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