タイトル「2017年度 経済学部シラバス」、フォルダ「2017年度 経済学部シラバス
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   地域調査研究  
担当教員   藤田 和史  
対象学年     クラス   E1  
講義室     開講学期   後期  
曜日・時限     単位区分    
授業形態   講義・実習   単位数  
準備事項    
備考   標準履修年次  2・3年次  
科目名(英語表記) Fieldwork Regional Survey  
授業の概要・ねらい 現在,国内では様々な地域問題や政策課題が山積しています.それらの課題にも多くの解決策や提言が出されています.たとえば,地場産業振興という課題でも,多数の書物が出ていてそれぞれに成功例や解決策が示されています.ただし,その成功例・解決策はすべての地域に有効な処方箋といえるのかはわかりません.それは,各地に共通の課題と思われる地場産業振興も,課題とされること,そしてその性格や原因が地域ごとに異なっているからです.フィールドワークというものは,それぞれの地域で発生している問題・課題へ効果的な解決策を得るための糸口となる営みなのです.書物によって知識を蓄えたとしても,実態を知らずして解決策を示すことは難しいものです.この科目では,机上で学んだ様々な知見・ツールを駆使して,野外調査を通じて実際に地域でおこっている様々な問題・政策課題について,解決や政策立案の前提となる現状を把握・分析する能力を養っていきます.  
授業計画 今年度のテーマは「泉州地域の産業とその課題」を予定しています.そのために,先週地域において3~4日間程度の野外調査を実施し,現状分析と課題への提言を兼ねた報告レポートを作成します.参加者にはグループでテーマを設定してもらいます.その後は,テーマに沿って調査内容・計画を立ててもらいますが,その際に受講者全体で議論を行い,課題の認識を深めあいます.調査後には,期間中に調査した内容を,報告してもらい,地域・テーマに対する知識や課題を共有しあいます.
レポート執筆時も,執筆の経過報告を行い,問題意識や提言課題への認識を深めあいながら進めていきます.なお,この授業ではそれぞれの段階で,オリエンテーションを実施し,リサーチクエスチョンのたて方,調査法の設計,文献・資料収集の方法,文章の書き方,統計分析や作図法,プレゼンテーション法についてもあわせて勉強します.
内容
1ガイダンス(受講希望者は必ず出席のこと)
2グループ分け・テーマ設定(リサーチクエスチョンの設定)
3文献・資料収集の方法と実践
4調査方法の設計・調査計画の立て方
5事前オリエンテーション
6現地調査1
7現地調査2
8現地調査3
9現地調査4
10現地調査5
11現地調査6
12調査のまとめ1(文章の書き方・作図の仕方)
13調査のまとめ2(経過報告)
14調査のまとめ3(経過報告)
15報告会・レポート提出
 
到達目標 調査から得た知見と学習した知識をあわせて,課題への提言を含めた具体的なレポートしてアウトプットできることがこの授業の目標です.  
成績評価の方法 参加度合(50%)とレポート(50%)で評価します.特段の事情がない限り,現地調査,オリエンテーションへの欠席は認めません.
それが,グループワークやお世話になるフィールドの方々への最低限の礼儀だと思います.  
教科書 特に定めません.  
参考書・参考文献 上野和彦 2007. 『地場産業産地の革新』古今書院.
梶田 真・仁平尊明・加藤政洋 2007. 『地域調査ことはじめ-あるく・みる・かく-』ナカニシヤ出版.
須藤健一編 1996. 『フィールドワークを歩く-文化系研究者の知識と経験-』嵯峨野書院.
西村幸夫・野澤 康編 2010. 『まちの見方・調べ方 地域づくりのための調査法入門』朝倉書店.  
履修上の注意 ・メッセージ 後期授業期間中に数回オリエンテーションを行うので,LiveCampusの情報に注意してください。
春期休業中(2月中旬)の実施となります.積極的に参加する学生を歓迎します.  
履修する上で必要な事項  
受講を推奨する関連科目 経済地誌,都市政策,地域政策,産業政策,農業政策,日本経済史,日本経営史ほか地域関係科目  
授業時間外学修についての指示 参考書のうち,どれか一つを読んでおくことが望ましい.準備学習と復習にそれぞれ最低30分、さらに授業内容に関連する課題に関する調査・考察に約1時間、合計して授業1回につき2時間程度、自主的に学習することが必要です。  
その他連絡事項  
Copyright (c) 2008 NTT DATA KYUSHU CORPORATION. All Rights Reserved.