タイトル「2017年度 経済学部シラバス」、フォルダ「2017年度 経済学部シラバス
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   管理会計論Ⅱ  
担当教員   妹尾 剛好  
対象学年     クラス   E1  
講義室     開講学期   後期  
曜日・時限   金3   単位区分    
授業形態   講義   単位数  
準備事項    
備考   標準履修年次  3・4年次  
科目名(英語表記) Management Accounting Ⅱ  
授業の概要・ねらい 「会計」という言葉にはどのようなイメージがあるでしょうか。ニュースなどで、T社は100億円の赤字だった、S社は2,000億円の利益を計上したといった話を聞いたことがあると思います。このように企業が外部の人々に情報を提供するための会計のことを「財務会計」と言います。
しかし、会計にはもう一つ大きな分野があります。それが「管理会計」であり、社長から、部課長レベルおよび現場の第一線で活躍するマネジャーまで、企業内部の人々に情報を提供するための会計です。社長やマネジャーはさまざまな経営上の問題を解決するために管理会計情報を利用します。
この授業では、意思決定された事項を実現するため、企業内のさまざまな組織の目標を設定し、人々がその目標を達成するよう動機づける「コントロール」のための管理会計を学習します。単に計算問題を解けるだけではなく、授業で得た知識を実際のビジネスで活用できるようになるため、現実の企業のケースと対応させた授業を行います。  
授業計画
内容
1イントロダクション:授業の進め方、財務会計と管理会計の違い、組織講造と「管理可能性原則」
2原価管理の基礎1:原価管理の体系、直接原価計算
3原価管理の基礎2:原価企画
4原価管理の基礎3:標準原価管理
5原価管理の基礎4:ビジネス・ケース
6予算管理1:予算管理の基礎知識
7予算管理2:予算編成
8予算管理3:予算実績差異分析
9予算管理4:予算管理の問題点
10予算管理5:ビジネス・ケース
11分権組織の管理会計1:事業部制組織の業績評価システム
12分権組織の管理会計2:ROIと残余利益(EVA)
13分権組織の管理会計3:振替価格
14分権組織の管理会計4:アメーバ経営
15まとめと期末試験の説明
 
到達目標 この授業では受講者の皆さんが管理会計の基礎知識をマスターし、実際のビジネスで利用できるようになることを目標とします。
管理会計の知識は企業だけではなく、病院や自治体なども含む、あらゆる組織で必要になります。将来自分が社会人として組織に所属し、この授業で得た知識をいかすことができるようになるため、目的意職を持って臨んで下さい。  
成績評価の方法 平常点30%、期末試験成績70%で評価します。
平常点のペースは練習問題と課題の点数です。これらの提出は出欠状況のチェックにもなります。
なお、試験における参照物の持ち込みは不可とします。  
教科書 特に指定しません。講義資料と練習問題の解答や下記の参考書を活用して復習してください。  
参考書・参考文献 横田絵理・金子晋也(2014)『マネジメント・コントロール:8つのケースから考える人と企業経営の方向性』有斐閣
園田智昭・横田絵理(2010)『原価・管理会計入門』中央経済社
上總康行(2014)『ケースブック 管理会計』新世社
加登豊・李建(2011)『ケースブック コストマネジメント 第2版』新世社
小林啓孝・伊藤嘉博・清水孝・長谷川惠一(2009)『スタンダード管理会計』東洋経済新報社
櫻井通晴(2015)『管理会計 第六版』同文館出版 など  
履修上の注意 ・メッセージ 基本的には講義形式をとりますが、毎回授業の最初に前回の内容に関する練習問題を解いてもらいます。また、課題の提出を求めることもあります。管理会計の問題は自分で手を動かして解くと理解が進むことが多いので、この練習問題は非常に重要です。計算問題を解く際に必要となるので、必ず電卓を持ってきてください。なお、数回、実際のケースを用いて、ディスカッションを行うことを予定しています。このディスカッションの際の発言は成績評価で加点の対象になりますので、受講生の皆さんの積極的な姿勢を期待しております。  
履修する上で必要な事項 簿記・会計の基礎知識があることは前提としませんが、計算問題を解くことやディスカッションなど、積極的な授業への参加を必要とします。  
受講を推奨する関連科目 授業と直接関係はないので必須ではありませんが、管理会計論Ⅰを受講していることが望ましいです。また、工業簿記Ⅰ・Ⅱ、原価計算論Ⅰ・Ⅱ、商業簿記I・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳといった会計学の科目を受講していると理解が深まると思います。さらに、関連する経営学の科目も受講を推奨します。  
授業時間外学修についての指示 授業内容を復習する際、練習問題や課題を単に解くだけではなく、企業の組織改編や評価制度の変更などニュースで知った実際の問題、サークルやバイトなど皆さんが所属する組織の運営について、学習した知識をどのようにいかすことができるか、常に考えるよう心がけてください。  
その他連絡事項  
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