タイトル「2017年度 経済学部シラバス」、フォルダ「2017年度 経済学部シラバス
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   情報ネットワーク論  
担当教員   佐藤 周  
対象学年     クラス   E1  
講義室     開講学期   前期  
曜日・時限   火3,木1   単位区分    
授業形態   講義   単位数  
準備事項    
備考   標準履修年次  2・3年次  
科目名(英語表記) Information Network  
授業の概要・ねらい  インターネットに代表されるネットワーク環境について理解し、社会的、経済的な利用方法を考察すると同時に、その中で円滑にコミュニケーションする方法を講義する。インターネットは今後の社会基盤として益々成長すると予想され、その上で利用される具体的な通信手段やそれを使用している情報システムの理解は不可欠である。情報系の他の科目にとっては、ネットワークの知識は基礎的なものであり、他のアプリケーションサービスを勉強する上での前提になる。  
授業計画 以下のシラバスは時事問題など興味深い題材があれば、若干の変更がありうる。
内容内容
1社会と情報通信技術(ICT)の概観
現代社会がどのようにコンピュータやネットワークに依存しているかを概観し、講義全体の実施計画について説明する。また、メールによるレポートの提出方法などについて説明する。
16暗号化技術と認証サービス
電子政府・電子自治体構想で基本となるPKI(Public Key Infrastructure)について、技術的な仕組みと意義について説明する。
2コンピュータと経済・社会
コンピュータ発達の歴史を概観し、それによって、社会や経済がどのように変化してきたかを述べる。特にパソコンのハードウェアとWindowsとLinuxなどOSの歴史を振り返る。
17地域における基盤整備
地域におけるInternet通信基盤整備について、概説する。
3Internetの成り立ち、歴史
Internetがどのようにして生まれ、発展してきたかを先人の業績に触れながら述べる。Internetが普及する前に一般的だったパソコン通信やUnixとの関連などに触れる。
18通信と放送の融合
通信と並んで地域における情報共有の手段となっている放送事業と地上デジタル放送の基盤整備、およびそれとInternetについて概説する。
4ネットワークで使われる通信技術
通信方法を説明するモデルとしてのOSI7階層モデルについて解説し、そのうちデータリンク層である、Ethernetについて、その基本的な通信方法を説明する。併せてLANの構築機器などについて解説する。
19インターネットとビジネス
電子商取引(エレクトロニック・コマース)について概説する。
5Internetで標準的なパケット通信の基礎(IP)を概観する。
Internetで利用される通信手順(プロトコール)であるIP(Internet Protocol)について説明し、マシン間、サイト間でどのようにパケットが送受信されるかを説明する。
20電子決済
電子マネーとInternet上のMarkettingについて概説する。
6Internetで標準的なパケット通信の基礎(TCP)を概観する。
Internetで終端間での品質を保証するTCP(Transmission Protocol)について説明する。
21電子タグ(RFID)
電子タグについて概説し、それを利用したシステムについて説明する。
7Domain Name System
Internetで利用されるDNSについて、その導入の必要性、技術、ドメイン名の登録に関わる法的な問題などについて説明する。
22携帯電話とその社会的な応用
携帯電話の機能を利用したビジネスとその問題点、特に子どもへの影響と学校教育への問題点について考える。
8遠隔ログイン
遠隔地からホストコンピュータを利用する手順としてのtelnetやsshについて説明し、その導入法及び利用法を説明する。
23Internetと地域問題
高齢化社会の到来に関わる問題や防災など、ICTによって解決可能な問題について、その利用法を考える。
9ファイル転送
遠隔地からホストコンピュータへのファイル転送する手順としてのftpやSFTP(SCP)について説明し、その導入法を解説する。併せてUnix(Linux)でのDirectory 構成などについて説明する。
24Internetと地域振興
観光ビジネスやSOHOの支援など、地域産業を振興する手段としてのInternetの利用について考える。
10メールの利用
電子メールの送受信の技術について説明し、併せて本学での運用について解説する。
25Internetとセキュリティ
Internetの安全な利用のための通信技術やネットワーク利用のマナーの問題について、Crackingの問題やBlog・掲示板の炎上を題材にしながら考える。
11ML(Mailing List)の利用とSPAM
情報共有の手段としてのMLについて、その基本を解説する。また、メールを利用する上で大きな問題になっている迷惑メール(SPAM)について、その概要と排除法について解説する。
26Internetの基盤整備とGovernance
通信の増加に伴って発生しつつある輻輳の問題について考える。様々なProvider の集合によって成り立っているサービスを今後どのように整備してゆくべきなのかを考える。
12WWW(World Wide Web)
WWWについて、その基本を解説する。
27Internetとe-Learning
Internetを利用したe-Learningと地域の活性化の問題を取り上げ、全国で活動が始まっている「市民塾」の事業概要を説明し、その成果と今後の課題について講義する。
13WWWでの情報発信・情報検索
(1)ドキュメントの作成 (2)画像の取り扱い (3)音声の取り扱い (4)他のリソースのリンク (5)情報検索の方法 (6)最近の開発動向
及びWWWで最も利用されるGoogleの検索サービスやGoogleが提供している他のサービスについて説明する。
28防災と情報
Internetや放送などのメディアを利用して、防災、減災、復興にどのようにして情報を役立てられるかを講義する。
14テレビ会議システム・IP電話サービス
Internetを利用したテレビ会議システムやIP電話サービスにについて、実演を交えて解説し、SKYPEのビジネスモデルについて説明する。

29地域メディアとJournalism
Internetとテレビ、新聞などのジャーナリズムとの関係を論じ、地域の問題解決に与える影響について解説し、議論する。
15Internetと電子政府・電子自治体
e-Japan戦略とユビキタスネットワークが目指す社会について説明する。
30まとめと質疑応答
 
到達目標 新聞記事や経済雑誌に掲載されるICT関連記事を読んで理解できるようになること。また、社会・経済的な課題をICTを利用して解決するための方策を理解し、それらについて議論し、評価できること。  
成績評価の方法 授業期間中に何回かのレポート提出を義務づけ、これらと定期試験の結果によって総合的に評価する。レポートは基本的にほとんどを電子メールによって提出するものとするが、何回かは手書きを予定している。  
教科書 特に指定しない。  
参考書・参考文献 総務省発行による「情報通信白書」。
その他は適宜授業中に指示する。  
履修上の注意 ・メッセージ レポートの回数は7~8回程度を予定しており、締め切りは厳重に管理します。未提出や提出遅れが一定回数以上であれば、単位は出しません。その他、授業時間中に、具体的な設問やテーマを用意し、それについて授業参加者で討議することも考えています。それらの発言内容も評価の対象としますので、欠席や遅刻などは絶対にしないようにして下さい。
授業で使った説明資料は可能な限りLiveCampus等で公開します。  
履修する上で必要な事項 インターネット上で、大学からメールが出せるように環境を整備しておくこと。  
受講を推奨する関連科目 基礎専門の情報基礎演習は必須です。その他、経営情報ネットワークなどの情報関連科目や地域社会・経済・産業に関わる専門科目を広く受講することを望みます。  
授業時間外学修についての指示 指定されたInternet上の文書などを読むことが要求されるので、各自、随時Internetにアクセス可能な環境を整えるようにして下さい。授業中に指定されたニュースや関連するキーワードに関わる説明、省庁や自治体などのWebページを積極的に読むことが授業の理解には欠かせません。各自予習、復習を怠りなく行って下さい。  
その他連絡事項 火曜日の3限目と木曜日の1限目のセメスター科目ですので、両方の時間にちゃんと出られるように履修登録に注意して下さい。  
Copyright (c) 2008 NTT DATA KYUSHU CORPORATION. All Rights Reserved.