タイトル「2017年度 経済学研究科シラバス」、フォルダ「2017年度 経済学研究科シラバス - 経済学専攻科目群
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   経済理論史特殊問題  
担当教員   阿部 秀二郎  
対象学年     クラス   E1  
講義室     開講学期   後期  
曜日・時限   火2   単位区分    
授業形態   講義・演習   単位数  
準備事項    
備考    
科目名(英語表記) History of Economic Theory  
授業の概要・ねらい  アベノミクスは需要政策と供給政策の両方から展開されている。経済活動は「政策」という情報によって多様な影響を受けるが、経済主体には多様な影響を受けつつもそれとは関係の無いある衝動に基づいて活動する動機があるかもしれない。経済学が真の科学であるためには、経済主体の分析もし続けなければならないし、結果も分析し続ける必要がある。新古典派経済学・マルクス経済学ともに、経済主体の分析を蔑にしてこなかっただろうか、その結果が政策に反映されている場合、政策は必ずしも適切な結果へと結びつかない可能性がある。この授業では、その問題関心から、経済主体の分析に力を注いだアメリカ制度派経済学者のヴェブレンに関する宇沢弘文の分析を通して、ヴェブレンを知り、ヴェブレンの考え方を評価し、ヴェブレン以降のアメリカ経済学の展開を俯瞰し、現在の経済学へと展開している流れを批判的に思考してみたい。  
授業計画
内容
1ガイダンス・成績評価案提示
2経済学史におけるアメリカ経済学史
3ヴェブレンの時代
4ヴェブレンの思想背景
5ヴェブレンの理論
6当時の経済学とヴェブレンの経済学
7ヴェブレンの影響:ケインズ
8ヴェブレンの影響:J.ロビンソン
9ヴェブレンの影響:ガルブレイス
10リベラリズム
11ヴェブレンの影響:リベラリズム
12フリードマンとシカゴ学派
13ヴェブレンの影響:宇沢弘文
14ヴェブレンの影響:ラディカルズ
15総括
 
到達目標  現在の経済学を相対的に見ることができる。現在の経済政策の土台となっている現在の経済学の課題を把握できる。ヴェブレンの経済学の全体を把握できる。ヴェブレンの経済学がアメリカ経済学史において有する位置について理解できる。  
成績評価の方法  次の4つの観点をルーブリックで確認し評価する。予習への対応・授業中の質疑応答・授業での発表・振り返りによる確認  
教科書  宇沢弘文『ヴェブレン』(岩波書店)  
参考書・参考文献  適宜指示する  
履修上の注意 ・メッセージ  欠席の場合など、連絡は必ずすること  
履修する上で必要な事項  
受講を推奨する関連科目  経済思想史特殊問題  
授業時間外学修についての指示  予習問題と授業終了後による復習問題を提示する  
その他連絡事項  
Copyright (c) 2008 NTT DATA KYUSHU CORPORATION. All Rights Reserved.