タイトル「2017年度 教養科目シラバス」、フォルダ「2017年度 教養科目シラバス - 「教養の森」科目群【科目群5】
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   歴史学  
担当教員   海津 一朗  
対象学年     クラス    
講義室     開講学期   前期  
曜日・時限   金1   単位区分    
授業形態   講義   単位数  
準備事項    
備考   全学部・全学年  
科目名(英語表記) History  
授業の概要・ねらい  高校までの歴史の授業で、膨大な知識の暗記に追われ、苦手意識をもっている人もいるだろう。あるいは、『真田丸』や日本刀コスプレなどテレビ番組や趣味を通して歴史に関心はあるが、より深く歴史を学ぶ術がわからない人もいるだろう。
 本授業は、大学での歴史研究がどのようなものであるか、現代社会の中でどのように役にたっているのかを考える。毎回ひとつのエピソードをとりあげて、歴史的なものの見方を学ぶ。とくに紀伊半島は、世界に開けた「窓口」であり、日本史の枠に収まらない先駆者や先端技術が現れて日本社会の牽引車となった。「紀伊半島から考える世界史」という研究会もあるくらいで、ここからゲストを招聘しよう。紀伊半島は、光の強い分、影の領域=負の遺産も多く、それを直視することによって次代を切り拓く可能性を秘めた魅力的なフィールドなのである。
 受講者は、予備知識は求められないが、多様なテーマに関心をもち、自分の研究対象や自分が生きている社会と歴史学の関係を真剣に考察する態度が必要である。  
授業計画 講義の順序は入れ替わることがある(「履修する上で必要な事項」欄を参照)
内容
14/14 反権力の歴史家・西岡虎之助を生んだ和歌山大学 人と歴史学シリーズ
24/21 LADY黒船襲来「日米和親525年記念祭」 太地町桜井敬人の学芸員魂
34/28 和歌祭5/14に振り替え 海津ゼミの革命演劇「和歌祭りを撃て」 
45/12 徳川御三家・紀州藩シンボルとは? 米田頼司、公園論の衝撃 
55/19 謎の雑賀踊り 自治共和国の時代 小山靖憲・あるく歴史学
6『海難1890』の史料批判① 描かれたエルトゥールル号事件 史料を読むシリーズ
7『海難1890』の史料批判② 近代史のなかのエル号
8『海難1890』の史料批判③ 防災史と『沖日記』
9『海難1890』の史料批判④ 女性史のなかのエルトゥールル号事件
10祝!世界遺産追加登録『紀伊山地の霊場と参詣道』 歴史学と現代シリーズ
11道成寺縁起と世界遺産 美術史と歴史学
12中世の風景 カタカナ申状と御田舞の里ー有田川町蘭島ー
13神話「名草戸畔」 伝承と歴史学
14現実のなかの歴史
15まとめ「歴史の名の毒 自治共和国の光と影」
 
到達目標 歴史に関心を持ち、現代を知るために、基本的な事実と流れについて史料批判にもとづき理解する姿勢をもっているかを点検する。また個別テーマについて自分から発展的に学習することができるかを問う。  
成績評価の方法 授業での質疑応答・アンケートにみる理解度など平常点20%、レポート30%、定期試験50%。  
教科書 使用しない  
参考書・参考文献 適宜、授業で紹介する。全体に関わるものとして『角川最新版日本史事典辞典』角川書店、永原慶二『20世紀日本の歴史学』吉川弘文館、和大紀州研『わかやまを学ぶ』清文堂、木村茂光編『戦後歴史学辞典』東京堂出版、『ともに学ぶ人間の歴史』学び舎(中学校歴史教科書)。また図書館1階の月刊誌コーナーを毎週散策して『歴史評論』『歴史学研究』『歴史地理教育』等から関心のある論文を読むこと。新聞を定期購読すること(切り抜きすること)。  
履修上の注意 ・メッセージ 欠席が3分1以上の場合は単位を認定しない。毎回の授業で、感想文等の提出を求める。
毎回の授業で、受講者に発言や討議を求める。授業に真剣に取り組むこと。
復習・予習について。講義で紹介、推薦した図書類について学習すること。
 
履修する上で必要な事項 期間中に和歌山大学博物館などで関係展示や遺跡現地説明会が開催されているので、随時見学の課題を出して現実から学ぶ。そのために講義の順序が入れ替わることがある。  
受講を推奨する関連科目 社会科学方法論(内田) 地球学(此松) 民俗芸能論(吉村) 日本古典文学(大橋)  
授業時間外学修についての指示 本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行うこと。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求める。  
その他連絡事項  
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