タイトル「2017年度 教養科目シラバス」、フォルダ「2017年度 教養科目シラバス - サテライト科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   地域づくり戦略論C  
担当教員   藤田 武弘  
対象学年     クラス    
講義室     開講学期   後期  
曜日・時限     単位区分    
授業形態   講義・実習   単位数  
準備事項    
備考   全学部・全学年
人数制限有(30名)
実施場所:秋津野ガルテン(田辺市)  
科目名(英語表記) Strategic regional/community managementC  
授業の概要・ねらい 農山村再生手法として注目を集める都市農村交流では、農作業や農村での生活体験を共有することにより「もてなしを提供する側と享受する側とが、対等・互恵の人間的な関係に立って、相互に喜びを共有する精神性(ホスピタリティの精神)」に基づく関係性を築くことが重要である。本講義では「都市農村交流によるホスピタリティ人材の育成」をテーマに掲げ、①戦略的地域づくりのための理論、②先進地の「地域づくり・人材育成」実践、③地域資源を活用した「6次産業化」と地方創生,④都市農村関係の変化と新しいツーリズム、⑤日本農業の行方と農山村再生の戦略、の5つの視角から農山村における地域づくり戦略を考える。  
授業計画 <視座①:戦略的地域づくりのための理論>ガイダンス(藤田武弘・和歌山大学)
【01】地域循環型社会構築の現代的意義(橋本卓爾・元和歌山大学)9月30日 13:00~14:30
【02】協同組合の現代的価値(小野雅之・神戸大学)9月30日 15:00~16:30
【03】中山間地域問題の可視化(有田昭一郎・島根県中山間地域研究センター)10月1日 09:00~10:30
<視座②:「地域づくり・人材育成」実践の成果に学ぶ
【04】地域経営のための合意形成と組織づくり(玉井常貴・(株)秋津野)10月28日 13:00~14:30
【05】農商工連携とコミュニティビジネス(木村則夫・(株)秋津野))10月28日 15:00~16:30
【06】産官学地域連携とコーディネーターの役割 (岸上光克・和歌山大学)10月29日 09:00~10:30
<視座③:地域資源を活用した「6次産業化」と地方創生>
【07】果樹産地における「6次産業化」の課題と展望(細野賢治・広島大学)11月11日 13:00~14:30
【08】漁業資源を活用した「6次産業化」(中澤さかな・「道の駅」萩しーまーと)11月11日 15:00~16:30
【09】「島を繁盛させる」離島の地域づくり(恒光一将・島根県海士町役場)11月12日 09:00~10:30
<視座④:都市農村関係の変化と新しいツーリズム>
【10】都市農村関係の変化と日本型グリーン・ツーリズム(藤田武弘・和歌山大学)1月6日 13:00~14:30
【11】産直活動を通じた都市農村交流(宇田篤弘・紀ノ川農業協同組合) 1月6日 15:00~16:30
【12】農産物直売所に求められる新たな役割と産消提携(平岡龍・JA紀の里体験農業部会)1月7日 09:00~10:30
<視座⑤:日本農業の行方と農山村再生の戦略>
【13】日本農業の後継者問題を考える(山本淳子・独立行政法人農研機構)2月3日 13:00~14:30
【14】地域サポート人からみた農山村再生(図司直也・法政大学)2月3日 15:00~16:30
【15】世界の食料問題と日本農業(大西敏夫・和歌山大学)2月4日 09:00~10:30
<特別講義とまとめ>
【16】地域再生と地域内再投資力論(岡田知弘・京都大学))2月17日 13:00~14:30
 
到達目標 本学では「域学連携」の観点に基づく地域での多様な実践型教育・研究が行われているが、本講義の受講者が、それら地域での実践的な学びを自ら深めていくことを期待している。なお、本講義は江頭ホスピタリティ事業振興財団の「寄付講義」として開講されることから、受講者における地域での学びの質的変化やキャリア形成に与える影響等の教育効果の検証を行う予定である。各種アンケート調査等に対する協力もお願いしたい。  
成績評価の方法 各講義テーマ毎に提出する「リアクションペーパー」と質疑応答での平常点(@5点×15講=75点),およびまとめの課題レポート(25点)を目安として主任講師が総合評価を行う。  
教科書 毎回レジュメ・資料を配付する。  
参考書・参考文献 ○橋本卓爾・山田良治・藤田武弘・大西敏夫編『都市と農村-交流から協働へ-』日本経済評論社、2011年。
○藻谷浩介・NHK広島取材班『里山資本主義』角川書店,2013年。
○岸上光克『廃校利活用による農山村再生』JC総研ブックレット,筑波書房,2015年。
○小田切徳美『農山村は消滅しない』岩波新書,2015年。  
履修上の注意 ・メッセージ 地域の再生は、一朝一夕で叶うものではない。常に「現場(実態社会)が先生」であるという謙虚さと熱意を持って、社会人など多世代の人々とともに地域の悩みを共有しながら根気強く問題解決に取り組もうとする受講生を歓迎する。なお、週末の土日開催(土曜日2講/日曜日1講とまとめ)というスタイルの講義以外に、オプションで関連するフィールドワーク(現地視察や農家民泊・農作業研修など)が提供されるので、これにも積極的に参加してほしい。  
履修する上で必要な事項  
受講を推奨する関連科目 「観光と都市農村交流」藤田武弘(観光学部・前期),「中山間地域再生論」岸上光克(観光学部・後期),「観光と食料農業」藤井至(観光学部・後期)  
授業時間外学修についての指示 本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行うこと。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求める。
 
その他連絡事項  
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