タイトル「2017年度 教養科目シラバス」、フォルダ「2017年度 教養科目シラバス - サテライト科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   熊野郷土学B  
担当教員   鈴木 裕範,此松 昌彦,出口 竜也,永瀬 節治  
対象学年     クラス    
講義室     開講学期   後期  
曜日・時限     単位区分    
授業形態   講義   単位数  
準備事項   全学部・全学年
実施場所:南紀熊野サテライト(新宮市) 
 
備考    
科目名(英語表記) Kumano hometown study B  
授業の概要・ねらい 紀州郷土学Bでは、熊野地域の地質地形、気候、生物が育んだ、文化、歴史、地域産業を中心に郷土を取り上げ、その独自性について総合的に解説するとともに、地質地形の上に人が営み、現在の紀伊半島における多様性が形成されていることと、それを活用することが地域の独自性をより高め、それがここでしかできない持続可能な地域経営や観光、産業に結びつくことを学ぶ機会としていきます。後半は文化歴史によって作り出された地域産業や郷土の歴史を知ることから得られた社会認識から、地域の抱える課題について考え、今後の地域経営のあり方を持続可能性の視点から考えます。学生、地域づくり関係者、観光関係者、地域ガイド、ジオ関係者、教育関係者、UIターン者など幅広い分野からの受講を期待しています。  
授業計画 第1回 10月14日(土)13:00~17:00
ガイダンス・総論「紀伊半島の地域産業」(教育学部・此松昌彦、ゲスト小関洋治)
 紀伊半島の地域産業、熊野の地域産業の変遷について概略的に学びます。
第2回 10月28日(土)13:00~17:00
紀伊半島の発酵食品「発酵の文化経済学」(非常勤・鈴木裕範)
 日本の食文化の大きな特色である発酵食品。醤油・味噌・酢・酒・鰹節からなれずしまで、「発酵王国」紀州和歌山が、日本の食文化に果たしてきた役割は大きい。この授業では、紀州における発酵文化の歴史的な展開と食文化、その地域性などについて理解を深め、産業としての発展モデルの可能性を考える。
第3回 11月11日(土)13:00~17:00
「徳川御三家の成立と付家老水野家の独立志向と経済政策」(此松昌彦、ゲスト小山譽城)
近世後期に水野家が紀州藩から独立して譜代大名になろうとして行動するが、その一環として紀州藩とは異なる独自の経済政策などを行ったり、幕府寄りの行動をしたことについて授業を展開したい。
第4回 12月 2日(土)13:00~17:00
「熊野から世界へ」~海を越える熊野~(観光学部東悦子、ゲスト太地町歴史資料室・櫻井敬人)
平成28年、『鯨とともに生きる』は日本遺産に認定され、古式捕鯨研究の進展が期待されています。また明治半ばになると、熊野灘沿岸にすむ人々は海外出稼ぎに従事しました。授業では熊野灘でクジラを追い、北米西海岸やオーストラリアの海で生きた人々に焦点を当てます。移民の歴史をふりかえり過去を現代につなぎ、次世代(未来)へとつむぐ可能性を考えます。
第5回 12月16日(土)13:00~17:00
「世界遺産と観光まちづくり:地域に根ざした文化遺産の保全と活用」(観光学部・永瀬節治)
 熊野地域で育まれたかけがえのない文化遺産の価値を守りながら、それらを活かした質の高い観光と地域づくりを実現するための考え方や手法、保全と活用を両立させる上での課題について考えます。 
第6回 1月27日(土)13:00~17:00
「熊野地域の産業と人口減少、県域を超える持続可能な地域経営を考える」(観光学部・出口竜也、ゲスト藻谷浩介)「熊野」地域の構成と現状から、三県に跨る利点と郷土の独自性と活用を考え今後の地域経営のあり方を持続可能性の視点から考えます。
 
到達目標 紀伊半島の産業について考え、自らのことばで語り、興味に基づいて自ら文献等を調べることができる。  
成績評価の方法 出席状況と議論への参加、授業態度やレポートなど総合的に評価します。  
教科書 特に定めません。基本的には適宜、講義ごとに資料を配布します。  
参考書・参考文献 わかやまを学ぶ紀州地域学の初歩の初歩  
履修上の注意 ・メッセージ 基礎知識がなくても理解できるように授業を構成しますが、各自でわかりやすい入門書などを読ん
で理解を深めるようにしてください。講義は1回完結です。郷土の地形地質が、地域の暮らしにどうつながるのかを
考えてみて下さい。
 
履修する上で必要な事項 特になし。  
受講を推奨する関連科目 熊野郷土学A  
授業時間外学修についての指示 紀伊半島の産業のニュースについて関心を持ちながら集めておいてください。
地域でどんなことが話題になっているのか整理しておいて下さい。復習と自主的な学習が必要です。
 
その他連絡事項 特になし。  
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